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G線上の魔王 最終章の感想

5章でピークをむかえた感動は
最終章の前に潰えたわけではありませんでした。

物語のピークはクライマックスまで続きます

以下、G線上の魔王ラストシーンまでのネタバレ感想をお楽しみください。

自kry

あかべぇそふとつぅ:http://www.akabeesoft2.com/main.html



クラシック”魔王”をアレンジしたBGMとともに最後の絶望がはじまりました。


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最終章  春
この春は、どういう意味の春なんでしょうかね
宇佐美ハルの”ハル”をつかっているのか
クラシックにも、四季の”春”という明るい曲があります。

最後に春をかけてくれるような、明るい結末がまっているのでしょうか。楽しみですね。



しかし、始まってすぐに明るい結末はなくなりました。

殺人犯を殺す人間もまた、殺人犯ですから

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魔王の最後の、命を張った狡猾な作戦でした
ハルにヴァイオリンをもう一度引かせるためにも
人殺しとなった京介は、ハルのために犠牲になるしかないですから

そして、10年ぶりに再会したハルを二回助けた京介、もう逃げられない。

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幸せに・・・ずっと一緒にいられると思ったのに・・・
いいですね、このどうしようもない、覆せない状況
さすが、見せてくれますよシナリオさんは
見ていて悲しくなる絶望を、感動としてみないといけないのですからね


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そんなに好きなら、この先どうすればいいかわかるな?
どうすれば、おれが一番喜ぶか、わかるな?
わかるはずだ・・・この子は頭がいい。

京介が望んでるのは、何年先に戻るかわからない自分を待っていてくれることじゃない。
ハルがまた、ヴァイオリンを弾いてくれること
そしてこの先、ハルが幸せに暮らしてくれること
ハルが幸せになってくれること。

階段での死闘での言葉
――役立たずで気まぐれな神様よ、お前の手は借りん
でも・・・

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神様も、こんな美しい少女の祈りなら、聞き届けてくれるのかもしれないな・・・。



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二月十四日夜
おれは警察官に手錠をかけられることになった。



ここでもやってくれます、最終章、ああなんて濃い内容なんだ。


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やはり無理だ。
ハルが、逮捕されてしまう。
少女には将来がある。
前科者のヴァイオリニストの演奏など、誰が聞くというのか。
考えろ…。
負けるものか。
・・・自白!!
本で読んだが、日本の裁判で犯人の自白ほど強力なものはないという。
いったん自白を認める供述書にサインしたら、たとえ無実でも有罪になるとか・・・
実際はわからない。
わからない・・・が
――やるしかない!!

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この言葉をみたとき、ついまたまたニヤけてしまった。
愛する相手への悪口をためらいなくいうこと。
最後のプライドを捨て切り、ハルを救った瞬間。
いいシーンだ、いい物語だ。
誰かが善になるには、誰かが悪にならなければいけない。

そして留置所の京介のもとに現れる少女たち。
ラストに向かう物語の、スパートをかけるこのシーン
ひとりひとりの言葉に折れそうになる京介・・・名シーンですなあ・・・
この頃の京介は、さすがに弱音が多くなってますね
それもまた感動をよんでるわけですが
いやしかし、ずいぶん手に掛けましたね兄貴、罪深いねえ


そして今作最後の感動シーン
「お世話になりました……」
浅井京介は空を仰いだ。
黄金色に染まった二月の空。
八年前に見上げたのは濃灰色の雲に覆われたうす曇の空だった。

この冒頭の時点で、違和感がいくつかあるのだが、それはあとにしよう。

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よくあるベタなシーン。
だが、それでも感動を呼ぶシーン。

「いくつになったんだ?」
「七つだよ、おとうさん

読める・・・先がよめる・・・!!けど・・・
こういうENDか・・・やられた。

やわらかい髪の毛。幼子の頭にふれた。ふれて、しまった――。

この子を、犯罪者の娘にしてなるものか――!

「京介くん、もういいんだよ……」

ハルの声が涙にかすむ。京介の視界が涙にかすむ。

「・・・・・・やめろ、違う・・・・・・おれの子じゃ・・・・・・」

「もう、泣いていいんだよ」

「・・・・・・おれの、子じゃ・・・・・・」

「お疲れ様」

「ち、がっ・・・・・・あ・・・・・・ぐっ・・・・・・」


「また、位置からやり直そう。今度は3人だよ。ねえ、京介くん」

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なるほど、こういう締めか・・・。
ほんとにいい話だった。感動につきます。

さて、ここで疑問におもったこと。
監獄から出てきてすぐの言葉に二か所ひっかかりました。

①浅井京介は空を仰いだ。
このとき京介って、鮫島京介ですよね?
これはなにか意味合いが含まれてるのでしょうか、単に間違いかな?

②八年前に見上げたのは
つまり八年たったわけです。
ここですが、兄弟を殺意いっぱいで殺して、銃刀法違反で、
さらに今まで悪いことやってた京介が
八年ですか、たったの。
まあ、物語をつくるにはしょうがなかったのかな?
ハルが40のおばちゃんで娘がハタチとか笑えませんからね

そして最後に
最後の画像みてわかるかのように、娘の名前は明かされませんでした。
ここで考えてみると、春らしい名前ということがわかります。

この章の名前が”春”
しかし、春だとハルとかぶってしまいます。
想像なのですが、”ハルカ”かなあと思っています。
これは”春”という起因のほかに、ハルの芸名”ミフネ ハルカ”から来てるんじゃないかと

どうなんでしょうね

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長々と書きました、とうとう最終章もおわりです。
次回最後のまとめをします。

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